女性はホルモンバランスが崩れると月経不順になったり、身体に不調が現れることがあります。とくに閉経を迎えるころはバランスが崩れやすく、ほてりやイライラなどの更年期障害が現れることもあります。そんな症状を改善するためにしようされる、女性ホルモン薬についてご紹介します。

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目次
更年期障害の治療には女性ホルモン薬が効果を発揮する!
女性ホルモン薬ってどんな働きをするの?
ホルモンのバランスを整える薬
使う際は必ず医師の指示で使うこと
女性ホルモン薬はどんなときに使うの?
生理周期が短いなどの月経不順の治療
卵巣の機能が低下しているなどの更年期障害の治療
子宮内膜症や子宮筋腫の治療
黄体機能不全などに使われる不妊症の治療
女性ホルモン薬の主な副作用は?
女性ホルモンに反応することによっておこる不正出血
乳房や下腹部の張り、痛みがおこることも
子宮体がんや乳がんリスクが高まる
血栓ができやすくなる
女性ホルモン薬はどうやって入手するの?
薬局などで市販薬を買う
医師から処方される
女性ホルモン薬で体調を整えて、快適な生活を送りましょう
更年期障害の治療には女性ホルモン薬が効果を発揮する!

更年期障害は、閉経を迎えて卵巣の機能が低下することで女性ホルモンのバランスが変わり、それによって身体に洗われるさまざまな不調のことです。この更年期障害の治療に、女性ホルモン薬が効果を発揮します。また、更年期障害だけでなく、20代での月経不順や不妊症などの改善にも役立つと言われています。

そんな女性ホルモンの効果と副作用についてご紹介します。

女性ホルモン薬ってどんな働きをするの?
女性ホルモン薬とはいったいどんな薬なのかをご説明します。

ホルモンのバランスを整える薬

女性は、閉経が近づいてくると卵巣の機能が低下します。それによってエストロゲンという女性ホルモンの分泌量が急激に少なくなり、自律神経失調症など身体にさまざまな不調が現れることがあります。女性ホルモン薬は、こういった症状を治療するために、薬で女性ホルモン(エストロゲン)を補充して身体が適合できるようにサポートする役割を持っています。

この女性ホルモン薬には、経口や貼付剤、膣剤や注射などの種類があります。使用する人の年齢や症状などに合わせてくすりの種類や投与する経路などを選択することができます。

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使う際は必ず医師の指示で使うこと

ピン

更年期障害の症状だと思っていても、実際は心身症やうつ症状などの別の病気であることが判明することがあります。症状が似ているので、自分で勝手に判断して市販薬を服用していると、いつまでも症状を治すことができなくなります。また、女性ホルモン薬を服用することによって副作用が生じることもあります。

まずは産婦人科などで医師による診察を受け、医師の指示で使用するようにしましょう。女性ホルモン薬によって起こる可能性のある副作用については、このあとご紹介します。

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女性ホルモン薬はどんなときに使うの?
女性ホルモン薬を使用して治療することがある主な4つをご紹介します。

生理周期が短いなどの月経不順の治療

正常な生理周期ではなく、周期が短かったり長い場合、月経不順となります。思春期は身体がまだ成熟していないので月経不順になりやすく、また、閉経が近づいてくるころも卵巣の機能が弱まってきているために月経不順になることがあります。こういった場合は、治療を行わず経過を見ることが多いそうです。

ただし、20歳から40歳代は成熟期なので、その年代で月経不順が起こっている場合は、原因としてホルモン分泌の乱れが関係していることもあります。そのため、女性ホルモン薬などを使ったホルモン治療でバランスを整える治療を行います。

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卵巣の機能が低下しているなどの更年期障害の治療

閉経が近づくと、卵巣の機能が低下してエストロゲンという女性ホルモンの分泌が減り、それによって顔のほてりや冷え、自律神経失調症のような症状が生じることがあります。

更年期障害の治療には、女性ホルモン薬などを用いたホルモン補充治療が効果的です。ホルモン補充治療を行うことによって、更年期障害だけでなく、肌が若々しくなるなどの効果が現れる場合もあるそうです。

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子宮内膜症や子宮筋腫の治療

子宮内膜症は月経が来ると症状が悪化してしまうことがあります。それを防ぐために、女性ホルモンのひとつである期待ホルモンを薬として服用することがあります。この薬を使用することによって、身体のなかのホルモンの状態を、月経が来ないときと似ている状態にし、子宮内膜症の症状の悪化を防ぐことができます。

また、妊娠したときのようなホルモンの状態になると、子宮筋腫の症状が和らぐことがあります。そのため子宮筋腫の治療にも、黄体ホルモンの薬やピルが使われることがあります。

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黄体機能不全などに使われる不妊症の治療

不妊症の原因はさまざまなですが、そのなかには黄体機能不全と言って、身体の基礎体温の高温期が続かない状態が関係している場合もあります。そのため、こういった症状を改善するために、女性ホルモン薬としてエストロゲンやプロゲステロンなどを補充する方法もあります。

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女性ホルモン薬の主な副作用は?
女性ホルモン薬を投与することによって、さまざまな副作用が現れる場合もあります。

女性ホルモンに反応することによっておこる不正出血

女性ホルモン薬を使用して治療を行っている際に、不正出血などの出血がある場合があります。女性ホルモン薬を使用すると身体のなかに女性ホルモンが入ることになるので、子宮が反応し、それによって月経のときのような状態になって出血が生じることがあるのです。

不正出血が副作用として現れた場合、女性ホルモン薬の投与方法や量などを調節していくことが大切です。治療の最中に不正出血があった場合は、できるだけ早く医師に相談してみましょう。

気になる副作用 アンチエイジング外来 | マイヤーズカクテル、プラセンタ、グルタチオン | 名古屋東女性のクリニック

乳房や下腹部の張り、痛みがおこることも

乳房(胸)や下腹部が張ってきたように感じたり、痛みを感じることがあります。こういった症状も女性ホルモン薬による副作用として現れることがありますので、気になるときは医師に相談しましょう。

また、ピルを飲むと太る、と言われることもありますが、現在はピルを飲んでも体重増加に影響はほとんどないといわれています。昔はホルモンが多く含まれたピルだったため、それによって太ることがあったそうです。

低用量ピルを飲むと太りますか? 低用量ピルに詳しい婦人科 | ケイ・レディースクリニック新宿

子宮体がんや乳がんリスクが高まる

女性ホルモン薬を使用することによって、子宮体がんのリスクが高まることがあります。そのため、黄体ホルモンを一緒に服用してリスクを無くす方法がとられる場合もあります。

また、乳がんのリスクが高くなる可能性もあります。ある調べでは、女性ホルモンと一緒に黄体ホルモンを併用した場合、乳がんが発症するリスクが20%ほども上がったと言われています。

ただし、現在日本では乳がん発症者が増加しています。そのすべてが女性ホルモン薬の使用によって発症しているわけではないので、ホルモン剤を飲んでいても飲んでいなくても、乳がんが発症する可能性はあります。また、年齢に関係なく若い人にも発症します。

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血栓ができやすくなる

血管のなかを流れる血液が固まってしまうと、血栓になります。女性ホルモン薬を服用すると、この血栓が生じやすくなると言われています。血栓は足の静脈に発生しやすく、ふくらはぎなどに痛みや違和感を感じることがあります。他の部分で出来た血栓がはがれ、それが流れてきて肺の血管に詰まってしまうと、肺塞栓症とはり、最悪の場合死亡してしまうこともあります。

血栓症について 〔更年期〕ホルモン剤の副作用 熊本の産婦人科 森川レディースクリニック |不妊症・更年期

女性ホルモン薬はどうやって入手するの?
女性ホルモン薬は医師からの処方だけでなく、薬局などで入手することもできます。

薬局などで市販薬を買う

ピン

薬局などで「大豆サプリメント」を購入することができます。この大豆サプリメントは、女性ホルモンと同じ様な作用を持っていると言われており、注目されています。

サプリメントは薬局など近場で入手することができるので簡単ですが、きちんと用法用量を守って使用することが大切です。定められた用法用量を守らず服用すると、思わぬ副作用が生じることがあります。不安な場合は医師や薬剤師に一度相談してみましょう。

〜ワンポイントアドバイス〜 女性ホルモンの代替療法・ホルモンに代わる新しい治療 | 浜松町ハマサイトクリニック(汐留ビルディング内)

医師から処方される

産婦人科などで医師から処方される女性ホルモン薬にもさまざまな種類があります。経口剤を使うことが多いそうですが、胃腸の弱い人には不向きだと言われています。このように、使用する人によって薬の種類を変えたり、投与する回数や量などを調節することが必要なので、医師の診察を受けてから自分の身体や症状に合った薬を処方してもらうことがおすすめです。

HRTの投与方法 | あゆみクリニック 女医 宮沢あゆみ 女性外来 婦人科 千代田区 完全予約制

女性ホルモン薬で体調を整えて、快適な生活を送りましょう
女性ホルモン薬は更年期障害や月経不順などを改善したり症状を和らげる薬ですが、一方で副作用も持ち合わせています。もし女性ホルモン薬を服用していて副作用が現れたら、できるだけ早く医師などに相談しましょう。