毎月訪れる生理の最中だけでなく、生理前にも痛みなどの不快な症状があって、もうイヤ!!と思っている方、たくさんいらっしゃると思います。そこで、今回は、辛い症状の原因や対策についてまとめました。参考にしてみてくださいね。

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目次
生理前症候群(PMS)の症状と対策とは
生理前症候群(PMS)について
生理前症候群(PMS)とは
PMSの原因
PMSが起きる時期
PMSの症状が現れやすい人
PMSに隠れた病気も!
生理前症候群の症状とは?
体に現れる症状
心に現れる症状
産後にPMSがひどくなる
生理前症候群(PMS)を乗りきる方法は?
生活習慣の見直し
サプリメント
プラセンタ
チェストツリー(チェストベリー、西洋ニンジンボク)
γ-リノレン酸
セントジョーンズワート
ブラックコホシュ
テアニン
ビタミンB6
カルシウム・マグネシウム・ビタミンD
鉄分
低用量ピル
軽い運動をする
前向きに対応しよう!
生理前症候群(PMS)の症状と対策とは

女性の体に毎月訪れる生理。その生理中だけでなく、生理が始まる前にも、痛みやイライラなどの不快な症状に襲われる人は少なくありません。今回は、その生理前症候群(PMS)について、原因や症状と、少しでも症状を軽減させるための対策をまとめました。

生理前症候群(PMS)について
「生理前症候群」って聞いたことありますか?この言葉が聞き慣れなくても、「PMS」という言葉なら聞いたことがある人は多いでしょう。

生理中の痛みいわゆる生理痛は、不要になった胎盤などを体外に排出するめに子宮が収縮するから起こるというふうに、その症状は辛くても何とか理解はできます。でも、どうしてまだ生理が始まってないのに、痛くなるの?それだけじゃなくイライラして怒りっぽくなったり、肌が荒れたりと疑問に思いますよね。

これら生理前に起こる不快な症状を、生理前症候群(PMS)と言います。では、どうしてそのような不快な症状が起きるのか、見ていきましょう。

生理前症候群(PMS)とは

個人差はありますが、だいたい生理が始まる3〜10日前から不快な身体的症状や精神的症状が現れ、生理が始まると軽減したり消えたりするものを、生理前症候群(PMS)と言います。月経前症や、月経前緊張症という言い方もあります。

症状にはさまざまなものがあり、また、人によって症状の大きさも異なります。

PMSの原因

女性の体は、ホルモンの影響によって、周期的に生理が訪れます。前回の生理が始まると同時に低温期となり、約2週間後の排卵のタイミングで高温期に変化します。排卵後、受精しなければ、約2週間後に次の生理が始まるというサイクルです。

これには、主に2種類の女性ホルモンが関係しています。生理後から排卵までは卵胞ホルモンの「エストロゲン」が、排卵期が終わってから次の生理までは黄体ホルモンの「プロゲステロン」がそれぞれ分泌されます。このプロゲステロンが原因となって、PMSの不快な症状が起きると考えられています。

PMSが起きる時期

では、いつからPMSの症状が起きるのでしょうか。

先ほども書いたように、排卵後に分泌されるプロゲステロンがPMSの症状を引き起こすため、生理が始まる3〜10日前くらいからいろいろな不調が起こってきます。もちろん、始まる時期に個人差はありますが、PMSは生理が始まると症状が軽くなるのが特徴です。

PMSの症状が現れやすい人

PMSの症状なんて全くないという人から、毎月必ず現れるという人までさまざまですが、年代や妊娠・出産経験の有無によっても、PMSの症状の現れ方に違いがあるようです。

20代は、下腹部痛や頭痛など身体的症状が多い傾向にあります。ところが、30代になると、身体的症状に加えて、精神的症状も現れ始めます。「30代中期症候群」とも言われるほど、PMSの症状に悩む人の多くが30代なのです。

おそらく、仕事もプライベートも多忙を極める時期であるため、他の年代よりもストレスが溜まりやすく、その結果、PMSの症状がより重くなる傾向にある、と言えるでしょう。

また、妊娠・出産を経験していない人は身体的症状が、妊娠・出産を経験している人は精神的症状が現れやすい傾向にあるようです。

PMSに隠れた病気も!

単なるPMSの症状だと思っていても、病気である可能性もあります。月経困難症や月経前不快気分障害(PMDD)、更年期障害などです。日常生活に困難をきたすような症状の場合は、産婦人科で診てもらうようにしましょう。

また、PMSのような症状が現れても、その時期が生理前でなかったり、生理が始まっても症状が軽減しなかったりする場合は、PMSではなく、何らかの病気のサインかもしれません。そのような場合も、一度、病院でチェックしてもらいましょう。

生理前症候群の症状とは?
生理前症候群の症状は、体に現れるものと心に現れるものの2種類があります。

体に現れる症状

手足や顔のむくみ、頭痛、腰痛、胸の張りや痛み、肩こり、微熱が続くなどの症状が現れます。また、肌が荒れたり、ニキビができたり、髪の毛がパサパサになる人もいます。

心に現れる症状

イライラしたり、怒りっぽくなったり、気分が沈みがちになったりします。また、異様に眠くなったり、食欲が増したり、甘いものが食べたくなったりすることもあります。

産後にPMSがひどくなる

出産の疲れや、育児のストレスなどで、産後にPMSの症状がひどくなる人もいます。

生理前症候群(PMS)を乗りきる方法は?
今まで見てきたような、さまざまなつらい症状ってどうにかならないのかなと、毎月悩まされている方のために、PMSの症状を少しでも軽減できる方法をご紹介しましょう。

生活習慣の見直し

ストレスが溜まると、PMSの症状が重くなるようです。また、真面目で几帳面だったり、自分に厳しかったり、負けず嫌いだったりとか、そんな性格の人もやはりストレスが溜まりやすいからか、PMSの症状が重くなりやすいようです。まずはストレスを溜めないような生活や考え方を意識してみてください。

自律神経のバランスが崩れることも、PMSを重くする要因となります。朝起きたときに日光をしっかりと浴びて、自律神経を整えましょう。

タバコやお酒の飲み過ぎ、カフェインの摂り過ぎ、栄養バランスの偏った食事も、PMSの症状を重くします。これらを見直すことも大切なポイントです。

また体を冷やすことも避けましょう。ゆっくりと入浴したり、下半身を冷やさないようなスタイルを心がけるようにしてください。

サプリメント

薬には頼りたくないけど、何とか症状を軽くしたい!という場合、サプリメントや漢方薬を摂るといいかもしれません。いずれも、薬のような即効性は期待できませんが、体質に合えば、体への負担が少なく効果を感じることができます。

漢方薬はドラッグストアや専門店、通販で購入できます。また、病院でも処方してもらえます。サプリメントもドラッグストアや通販、スーパーなどでも手軽に購入できます。

参考までに、PMSの症状に効果が期待されるサプリメントをいくつかご紹介します。効果を感じるかどうかは個人差や体質にもよりますので、数ヶ月は継続してみるようにしましょう。

プラセンタ

起き上がれないほどつらい腹痛や、経血の量が多すぎるなどの症状に、効果があります。

チェストツリー(チェストベリー、西洋ニンジンボク)

イライラや倦怠感、更年期障害などに効果があります。サプリメントだけでなく、ハーブティとしても手に入ります。後で説明する低用量ピルと同時に飲むと、ピルの効果を下げてしまいますので、注意が必要です。

γ-リノレン酸

PMSの諸症状、特にニキビや吹き出物に効果があります。

セントジョーンズワート

気持ちを鎮め、イライラや沈みがちになるのを抑えてくれます。これも、低用量ピルと同時に飲まないよう注意してください。

ブラックコホシュ

PMSの腹痛や生理痛の緩和に効果があります。ただし、海外では肝障害の副作用も報告されていますので、服用には注意が必要です。

テアニン

飲むことでリラックスでき、イライラを鎮める効果があります。微量ですが、お茶にも含まれています。

ビタミンB6

気分が沈みがちになる症状に効果があります。他のビタミンB群とまとめて取れるサプリメントや、マルチビタミンなどでもOKです。

カルシウム・マグネシウム・ビタミンD

PMSにかかわらず、カルシウムやマグネシウムが不足すると、気分がイライラしてしまいますので、普段からこのような成分は摂っておいた方が良いでしょう。また、ビタミンDもPMS症状の緩和に効果があります。

鉄分

貧血になるとPMSの症状が重くなることがあります。サプリメントで補うか、貧血がひどい場合は、病院で鉄剤を処方してもらいましょう。

低用量ピル

病院で相談すると、ホルモン療法として、低用量ピルを処方してもらえます。低用量ピルを服用すると、排卵が抑制されることにより、エストロゲンとプロゲステロンの急激なバランス変化が抑えられるので、PMSの症状も軽減されます。

次の生理時に効果を感じる人もいれば、効果が現れるまでに2〜3ヶ月かかる人もいますが、続けることが重要です。また、人によっては、合う・合わないや、副作用が現れる場合もありますので、病院でちゃんと説明を受けるようにしましょう。

なお、糖尿病や高血圧、高脂血症などの病気を持っている場合や、乳がんなどの疑いのある場合、喫煙している場合などは、低用量ピルを服用できない場合もありますので、きちんと申し出るようにしてください。

普段から基礎体温を計って記録しておき、どの時期にどのような症状が現れたかも併せて記録しておくと、受診するときに役立ちますよ。

軽い運動をする

ストレッチやヨガなどの軽い運動をすると、気分転換にもなり、また血行が良くなるので、PMSの症状が緩和されることがあります。散歩や深呼吸などでもいいでしょう。

むくみや痛みのある部分には、マッサージするのもおすすめです。

前向きに対応しよう!

女性であるがために経験しなければならない、つらいPMSですが、健康な女性だからこそ、毎月生理やPMSが訪れるのです。そして、いつか、イヤでも生理やPMSとお別れしなければならないのです。それまでの間、つらいPMSと向き合い、受け入れ、乗り越える自分を、たくさん褒めてあげましょうね。