生理前になると突然気分が落ち込んだり、周りに対して攻撃的になったり…いつもの私じゃないみたい。今回はそんな生理前の気分の変化の原因と、不快な症状を緩和するための対策法についてまとめてみました。

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目次
生理と気分の落ち込みには深い関係がある
生理中に気分が落ち込む理由
女性ホルモンの影響
エストロゲン(卵胞ホルモン)
プロゲステロン(黄体ホルモン)
生理前に現れるその他の症状
月経前症候群(pms)
月経前不快気分障害(pmdd)
対策方法は?
規則正しい生活をする
サプリや漢方を飲む
病院で診てもらう
生理周期で気分は変化する
どんより期
女性度アップ期
穏やか・冷静期
イライラ・不安定期
4つの周期を知って生理気分と上手に向き合おう
生理と気分の落ち込みには深い関係がある

女性は生理周期で4つの気分変化があると言われています。「女心と秋の空」などと女性の心は変わりやすいとよく言われますが、まさにその通りなのです。

中でも生理前や生理中は気分が優れず、小さなことで不安になってクヨクヨと悩んだり、やる気が出ずに外に出るのもおっくうになったり。いわゆる生理気分というやつですね。

こんな不快な症状の原因に生理が関係しているってご存知ですか?どういうことなのか詳しく見ていきましょう。

生理中に気分が落ち込む理由
なんだか最近はイライラ鬱々…と思ったら生理が来て「あ、生理のせいだったのね」なんて経験はありませんか?そんな不快な生理気分を引き起こす原因と言われるのが女性ホルモン。まずはこの女性ホルモンの働きについて調べてみました。

女性ホルモンの影響

女性ホルモンは卵巣で作られるエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン) という2つのホルモンの総称です。この二つのホルモンは一定の周期でバランスを変えながら分泌され、私たちの心と体、すなわち脳までをコントロールしているそうです。

エストロゲン(卵胞ホルモン)

エストロゲン(卵胞ホルモン)は、女性らしさを作り妊娠の準備をする働きをします。生理の終わりかけから排卵前に多く分泌されるこのホルモンは、気分を安定させ幸福感や達成感を感じやすくさせてくれます。また血行がよくなり肌にハリや潤いを与えてくれる作用もあるそうです。

お肌も体も絶好調なこの時期の女性は、毎日気分よく過ごせているはずです。

プロゲステロン(黄体ホルモン)

排卵期を過ぎると増えてくるのがプロゲステロン(黄体ホルモン)。このホルモンは妊娠のサポートをして女性の体を守ろうとするホルモンです。

プロゲステロンは妊娠を継続させるため、子宮内膜を厚く整え、栄養と水分を体内にため込もうと働きます。そう言われるととても良いことのように聞こえますが、女性とっては少し迷惑な作用もあるようです。

例えば栄養をため込むことで食欲が増加したり、便秘になったり。水分のせいでむくみやすくなったり、お肌の方もニキビや吹き出物などが出やすくなる時期と言われています。人によっては頭痛や腹痛、胸の張りなどの痛みを感じることもあるようです。

精神的にもイライラ、鬱々。この時期の女性は気分が落ち込みやすく、不安定なことが多いようです。

生理前に現れるその他の症状
生理前に現れる不快症状、生理気分にはどのようなものがあるのでしょうか?身体的なもの、精神的なものなど具体的に見ていきましょう。

月経前症候群(pms)

月経前症候群(pms)という言葉を聞いたことはありませんか?生理の1〜2週間前から精神的・身体的な不調が出始めて、生理期間が終わると消える症状のことです。

月経前症候群(pms)の症状は200種類以上にものぼると言われています。イライラしたり怒りっぽくなる、気分が悪いなどの精神的なものから、肌トラブル、便秘、のぼせ、頭痛や腹痛などの身体的なものまで人それぞれ。またその月によって症状に違いが出ることもあるようです。

月経前不快気分障害(pmdd)

月経前症候群(pms)と間違えられやすいのが月経前不快気分障害(pmdd)。月経前にだけ起こる重い精神障害のことを指します。

こう言われると月経前症候群(pms)と何ら変わりがないように思いますが、月経前症候群(PMS)の精神不安が自制心でなんとかコントロールできるのに対し、月経前不快気分障害(pmdd)の症状はヒステリックに喚き散らしたり、自殺したいと思うほど自分を追い詰めたりと感情を自分でコントロールできなくなるのが特徴とのこと。

また月経前不快気分障害(pmdd)の症状は、月経前症候群(pms)の治療法ではほとんど効果がないことから、pmddが疑われる場合はきちんと専門医に診てもらうことが重要だと言われています。

対策方法は?
月経前症候群(pms)は普段のちょっとした心がけやお薬などで症状を緩和することが可能です。ここでは自分でできる月経前症候群(pms)対策を3つご紹介します。毎月のことで悩んでいるなら一度試してみる価値ありですよ!

規則正しい生活をする

一番簡単にできるのがライフスタイルを見直すこと。「不規則な就寝時間で食事も外食、仕事ばかりでストレスの発散方法がわからない」なんて生活を送ってはいませんか?月経前症候群(pms)を予防するには、規則正しい生活をしてバランスの良い食事をとり、適度な運動などでストレスを発散することが一番と言われています。

どんなに忙しくても11時には就寝する、食事の際は野菜を多めに取る、アルコールやカフェインの摂り過ぎに注意する、エレベーターでなく階段を使うなど、生理気分を少しでも良くするため、できることから始めてみませんか?

サプリや漢方を飲む

月経前症候群(pms)の予防や緩和にはサプリメントや漢方もおススメのようです。月経前症候群(pms)対策サプリで特に有効と言われているものが「チェストベリー」という植物だそう。チェストベリーはプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌を助ける作用があり、ホルモンバランスの乱れを整えたり生理痛など緩和するのに古くから使われているようです。

また漢方は、その人の症状に合わせ様々な漢方薬をブレンドし、ホルモンバランスの乱れを整えて症状を緩和してくれるそうです。

病院で診てもらう

それでも症状が改善されない場合は、病院に行くのも有効な手段と言えるでしょう。「生理気分で病院まで行くなんておおげさ」と思うかもしれませんが、婦人科できちんとした診断を受ければ、自分に合った対処方法を教えてもらえる可能性が高くなります。

ピルを服用して生理周期を安定させたり、カウンセリング療法と言って一人ひとりの健康状態や栄養状態を調べ、食事指導や薬でホルモンバランスの乱れを整える方法もあるようです。

生理周期で気分は変化する
女性には生理の周期によって4つの気分変化があるようです。どのように変化するのか詳しく見ていきましょう。

どんより期

生理中は体も心もなんとなく重く気分が沈む。これが「どんより期」といわれるものです。この時期は生理のせいで貧血気味になり、体温も下がり血行が悪くなるので体にも様々な不調が出ることが多いようです。

この期間に体調が悪いと気分が落ち込むのは仕方がないことですので、無理せず心と体をゆっくり休めましょう。

女性度アップ期

生理が終わると霧が晴れたようにスッキリ!心も体も軽くなったよう。生理後に訪れるのが「女性度アップ期」です。

女性らしさをつくるエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌量が増えるので、気分が明るくなりやる気がみなぎってきます。お肌の調子も絶好調で、ダイエットや新しいことを始めるのにも最適な期間といわれています。4つの期間のなかで最もアクティブに動ける時期です。

穏やか・冷静期

楽しい時期を走り抜けるとなんとなく休息気分。ちょっとゆっくり過ごしたくなる時期です。これは排卵が起こりプロゲステロン(黄体ホルモン)が分泌され始めたことを意味するようです。まだ大きな体調変化はないものの、疲れやすさを感じたり、食欲が増進して便秘がちになることもあるようです。

この時期は美味しいものを食べよく眠り、リラックスして穏やかに過ごしたいもの。ただし脂肪が燃焼しづらくなるので食べ過ぎには注意が必要のようです。

イライラ・不安定期

生理が近くなるにつれ気持ちも体も不調な時期です。体調も悪く気分も不安定で、少しのことでイライラしたり悲しくなったり。ストレスを発散しようにも体調が悪く動きたくない、お肌の状態もいまいちでおしゃれにも気合が入らないなんて人も多いはず。

この時期はホルモンバランスが急激に変動するため、心と体に様々な不調をもたらすようです。自分で自分をコントロールすることは難しい時期ですので、生理気分だとあきらめて生理が来るのをじっと待ちましょう。

4つの周期を知って生理気分と上手に向き合おう

いかがでしたか?女性ホルモンの影響で変わる4つの気分。生理前の様々な不調。思い当たるふしがあった方もいるのでは?ご自分にあった対策法を見つけてイライラ・不安期を上手に乗り切ってくださいね。